サイクリストが見た、世界の自転車まちづくり・地域づくり

韓国の地下鉄には自転車がそのまま載せられる

2024年10月6日

 韓国では、ソウル、釜山、仁川、大邱(テグ)、大田(テジョン)の地下鉄で、土日祝限定ですが自転車がそのまま載せられます。
 2009年頃から徐々に載せられるようになってきたようです。
 ソウルの地下鉄7号線のみ平日でも載せられますし、折りたたみ自転車は曜日、路線にかかわらず可能です。
 ソウル・仁川で実際に自転車を載せてみました。

 階段には、自転車用のレールが取り付けられています。ただし、エスカレーターやエレベーターに自転車を載せてはいけません。

仁川の青羅国際都市駅にて

 自転車は、先頭と最後尾の車両にのみ載せられます。

車両内での表示

 ママチャリを載せている光景も普通に見られます。手前の自転車は私のものです。

 自転車用のラックが装備されている車両も徐々に増えているそうです。

 駅前には自転車用のロッカーもありました。

 仁川の青羅国際都市駅にて

 自転車用ロッカーの使い方の表示

 ネットでは、KTX(韓国版新幹線)の特車(日本のグリーン車にあたる)には自転車がそのまま載せられる、また日本のJRにあたるKORAILのムグンファ号(急行列車)には、自転車ラックが付いた車両が運行されている、という記事を見かけたことがあるのですが、実際には未確認です。
 私は、KTXに載せようとしたら、駅員さんに「パッキングするように」と言われました。

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